遣唐使の中国放浪記

2015年4月より中国に来ている筆者の旅行記

チベット周遊記①(西寧)

2年間とだいたい決められている遣唐使派遣期間がそろそろお尻を見せ始めている。さて、2017年春節が最後の大型連休になるということなので、掲題の通り、トータル9日間にわたる大きな旅行に行ってきた。

結論から先に言うと、俺史上最高の旅になった(2月3日現在)わけである。

実は、チベット旅行、この数ヶ月で思いついたというものではなく、足掛け6年になる壮大な計画なのである。商社という訳の分からない会社に入り、商社と言えばやっぱり秘境だろう、と夏休みの計画を立てていた新入社員のあの頃、いやはや、若かった。結局彼女(現嫁)と沖縄とか行ったんだっけ。その時買った地球の歩き方チベット版を本棚から探し出し、しっかりと持ってきていたわけである。

1月28日(土)西寧到着
興奮して寝られないとか、最近寝れないのは仕事のストレスだけだったから、こういう感覚はほんと久しぶりで、ちょっと嬉しい。地下鉄で広州白雲空港へ。春運を見越して早めに来たんですが、乗り継ぎ地点の長沙が天候不良で死んでいるだと・・・?朝イチの飛行機で遅れるってどういうことだってばよ。無事4時間遅れで、西寧曹家宝空港に到着。うーん、寒い。広州20℃→西寧10℃は流石に答えますわ。市内に移動し、同行者となる同僚と合流。
晩御飯は同僚はリサーチしていた炕鍋店へ。羊肉串串を頼みつつ、メインの石焼き鍋へ。今回の旅行は食への期待が異常に低いのもあったが、それ以上にうまい。飯のあとは街を散策。寒い。北方の気候を舐めててジーパンとかで来てしまったから、通気性が抜群である。同僚らも相当堪えた模様で、早々にホテル(新華聯国際公寓中心)に戻り、晩酌。以降の旅程を考えて酒量を減らしていくわけだが、結局皆高山病でほとんど飲めない旅になってしまった

(②へ続く)

2016年8月 内蒙古旅行記(フフホト~オルドス~パオトウ)

2016年8月初頭に遣唐使という卑しい身分ながら務め申し上げる会社から夏休みを頂いたので、掲題の通り内蒙古(内モンゴル)を旅して参りました。

内モンゴル遣唐使として派遣される前から行ってみたかった場所の一つ。大草原。青い空。地平線。駆ける馬。馬頭琴。まぁ大体「スーホの白い馬」とかのイメージが入っていますが、外モンゴル内モンゴルでそんなに違わないだろうと。地球の歩き方で色々拝見したところ、夏場がベストシーズンということでしたが、9月中秋節でぎりぎりいけるかと考えていたところ、某糞上司がかなりウエメセで「一人旅するなら休みとっていいぞ」とかのたまわれたから、そのまま階段から突き落とそうかという衝動をこらえ、夏休みをとったというものです。今思い返してもホント腹が立つので早く本題に入る。

 

1日目 フフホト到着

弊の住む上海より飛行機で3時間少々、フフホト市の白塔国際空港に到着。飛行機が市街地のかなり低いところを飛ぶのが印象的でした。いろんなところで読んだり聞いたりしていたけど、フフホト市はかなりでかい街である。内モンゴルの壮大な雰囲気とか正直みじんも感じません。ただ、至る所にモンゴル文字がある。ケンタにもある。マクドにもある。スタバにだってある。ユニクロアディダスにはなかった。いずれにしろ、辺境に来たな、という雰囲気は感じられます。

一人旅ということで空港からはエアポートバス。まぁこれが市内に行きそうだということをなんとなく確認し、乗る。斜め後ろくらいにめちゃかわいい子が座ってる気がしてうずうずしながら市内に向かう。市内は昭君大酒店の近くで下車し、とりあえず町ブラしようと散策開始。金剛座舎利宝塔へ向かう。とにかく歩く。かれこれ30分くらい歩いただろう。ほぼ当てなく歩いてるから昔の一人旅だったらこういう時に道を聞いたりして色々難問解決していくんだろうけど、正直今のご時世Baidu Mapがあるから、道を聞いたりしなくても死にはしない。一人旅のなんたるかを噛みしめ、そして踏みにじりながら到着。入場料65元って高くないですか。中はチベット仏教寺院で、雰囲気は確かにある。ただ、こういう建物は以前いったシャングリラでも見たし、まぁ、地球の歩き方★2つはこんなもんやなと考えつつ回る。別名五塔寺といわれ、一番奥に特徴的な舎利塔がある。チベットや南方ならインドルートも近いけど、こんなところまで仏教が伝わっていて、且つインドとかの雰囲気を残しているというのはすごいなぁ、と中学生くらいの感想を述べた。あ、でも舎利塔の裏にある天文図は更に歴史の深さとかを感じられてグッとくるやつでした。

舎利塔の前で翌日のバスツアーについてCtripとかに色々電話して確認。電話越しの中国語って難しいね。

65元分雰囲気を満喫したということで、当該寺を後にし、別の寺に行こうかどうしようか迷っていたところ、雰囲気を察知したのかタクシーが停まりおったので、乗ることにした。この運ちゃん、途中でおねーちゃんを拾い、拼車してくるではないか。小遣い稼ぎか。確かに初乗り8元は安すぎるが、こちとら正直拼車は嫌いなので、おねーちゃんを下してから別の場所でさらに乗せようとしたときは少しおキレ遊ばしてしまった。一人旅ならこういうよくわからない人たちとの交流を楽しむこともあるのだろうが、何せ、彼らは普通語を話していない。方言、というかもはや別言語である。頑張れば時々聞き取れるが、正直話すネタもないし、どうせそのうち降りるだろうと死んだふりをすることにした。中国はタクシーで死んだふりをしなければなりません。

タクシーに20元くらい払って博物館にやってきた。内蒙古博物院である。なんか無料らしい(無料だけどチケットをもらう必要がある、というなんともよくわからないお話)。中身はね、うん、まぁ、その、弊の地元にある県立博物館くらいのレベルだよね。だって、モンゴルの生活とか、いろいろ展示があるけど、こないだ作られたばっかりのフィギュアとかモンゴルバオの模型とか見せられても。。。しかも1F~3Fまであり、かなり広い。中国の宇宙船とかマンセーされてる展示とかもありますが、基本的に10~13歳向けの内容かと。

休憩スペースで休んだ後、ホテルへ。YHAチャイナで探した寶悦国際ユースホステルへ。今回のタクシー運転手(おばちゃん)は少しまともそうな人。どうやら寶悦酒店というのは相応に豪華なホテルのようです。受付のおねーちゃんも胸元空いたところ以外は普通のホテルウーマンの格好してて、併設型のユースホステルのようです。胸元タマンネ。部屋は4人部屋60元。どうやら他にも人はいるようだが、外出している模様。しかし、このユースホステル、結構きれいではないか・・・!陽朔とかでとまった民宿よりずっと綺麗ではないか・・・!

疲れた体をベットに横たえて、本日のナイトライフについて思考する。

(続く)

 

をとこもすなる日記というものを遣唐使もしてみむとしてするなり

2015年4月より上海に遣唐使としてきている筆者(文中では弊もしくは筆者)が中国各地を旅した記録を徒然と書いていこうと思います。

 

かれこれ10都市くらい周っている気がしますが、感覚的にはどこが良かったとかはあっても、具体的にどんな行程でどんな感想だったかとかは全然記録に残しておらず(家計簿にはつけてある)、せっかくなのでつけておこうかと思った次第。

 

どの程度の内容になるかわからんが、今後の旅行者が本記事を見て多少なりとも役立ててもらえればさらに幸いです。

 

/筆者